「ドレスアップした「ギャップ」のパンツコレクション」

WWDジャパン Vol. 1580 2010年5月24日 

WWD Japan 20100524

(冒頭一部ご紹介)

「ギャップ」が、秋のプレミアムパンツコレクションをニューヨークで発表した。デニムを大きく打ち出した昨年とは打って変わり、今年は黒のテイラードパンツを主力に掲げたオフィスウェアを提案し、カジュアルからエレガントへと転身を遂げた。デニムからスタートしたブランドゆえパンツに自信を見せる「ギャップ」が、黒のオフィスパンツという超定番アイテムで勝負に挑む今秋、働く女性の心をつかめるか、期待が高まる。

昨年発売したプレミアムデニムの成功で勢いに乗る「ギャップ」が、2010年秋冬はエレガントなオフィスパンツに勝負をかける。「顧客はプレミアムデニムに満足してくれたが、デニムだけでは生活のすべてを満たすことはできない。仕事に行くときは仕事用のパンツが必要だ」とデザイン部門上級副社長のパトリック・ロビンソンは言う。8月末から展開されるプレミアムパンツコレクションには、スキニー、ボーイフィット、クロップド、フレア、ブーツカット、カービー、ストレートと7つのスタイルを用意し、日替わりでギャップを着こなせるよう提案する。「『ギャップ』はワードローブの基本となるアイテムを提供するブランドだ。だからプレミアムパンツはどんなアイテムにも合わせやすい黒で統一した。しかしただシンプルなだけではなく細部にこだわり、それぞれが主張し際立つアイテムに仕上がっている。それを顧客の予想を裏切る”ギャップ価格“で提供する。」ウエストバンドのデザインや縦横両方向に伸びるストレッチ素材で特徴を出した高品質なパンツに、顧客は価格の数倍の価値を感じるだろうとパトリック氏は自信を覗かせる・・・